パピーの時からやっておきたいカラダ中を触るトレーニング

子犬を抱っこで落ち着かせるトレーニングができるようになったら、次は「カラダ中を触るトレーニング」に入ります。

 

理想は、カラダのどこでも嫌がらずに触らせてくれる犬に育てることです。飼い主さんがカラダのどこでも触れる犬になると、病気や怪我の早期発見もできるし、ブラッシングや爪切り、シャンプー、歯磨きなどの衛生管理もスムーズになります。

 

カラダ中を触るトレーニング

まずは、子犬を抱っこで膝の上に乗せ、なでて落ち着かせましょう。

そして、なでる延長のように、ゆっくりと子犬のカラダを触ります。まずは比較的触られると気持ちがいい、首の下や胸、背中などのボディを触ります。

 

犬の反応を見ながら、心地いい触り方を工夫してくださいね。続いて、お腹や耳や口のまわり、足先、お尻などの部分も触ってみましょう。

ただし、嫌がっているのに無理に触ると子犬にストレスがかかるので、控えてください。急に足先を触ると、驚いてひっこめる犬もいます。

 

できれば、ボディを触る延長のように足の付け根から、徐々に足先方向に触るのがオススメ。この方法だと驚きも少ないはずです。

慣れてきたら、耳の中、目のまわり、鼻、口の中、お腹、お尻、足先などに異変がないか、触るだけでなく、しっかりと状態を見ておきましょう。それが子犬の健康チェックにつながりますよ。