社会化トレーニング おうちの中の音やモノへの順応
音に対して敏感でストレスをかかえやすいと感じたら、徐々に慣れさせるトレーニングをしますが、悪化させないように下記のようなスモールステップでトレーニングするのがオススメです。
社会化トレーニング方法/ドライヤーの音に反応する場合
①ペットの食事タイムなどに、ドアを閉めた別の部屋でドライヤーの弱のスイッチを入れて、食べ続けられるか様子をみましょう。一瞬食べるのをやめても、その後気にせず食べているようなら、一段階目がクリアなので②へ進みましょう。食べるのをやめたり、逃げたりした場合は、刺激が強すぎるので、ドライヤーをもっと離れた場所におき、平気でいられる音量での食事を繰り返した後、ドライヤーの位置を戻して試しましょう。
②扉の隙間をあけて、音が少しだけ大きく聴こえるぐらいでも、食べ続けられるか確かめます。食べられない、逃げるなどの行動が出たら刺激が強すぎるので①へ戻ります。大丈夫なら③へすすみます。
③ドライヤーを鳴らす部屋の扉をフルオープンにして、食べ続けられるか確かめます。食べられない、逃げるなどの行動が出たら刺激が強すぎるので②へ戻ります。大丈夫なら④へすすみます。
④最終的には同じ部屋でドライヤーをかけても、食べられる状態になるようにしていきましょう。