犬語を知ろう!① 「うれしい気持ち」
犬は、ワンワンやガウガウ、クーンクーンなど、音声を発して気持ちを伝えることもありますが、主な言語はボディランゲージです。
カラダの動きやしぐさ、耳やしっぽの状態、毛の状態などによって語られる言葉がボディランゲージ。「犬の気持ちを知りたい」と思っているのなら、まずは愛犬のボディランゲージを読み取るコツを覚えましょう。
そのためにまず必要なのは、しっかり愛犬を観察することです。どんな時にどんな表情をして、どんなしぐさが出るのか。
それぞれの犬の個性もあるので、うちの子の言葉をちゃんとキャッチできるようになりましょう。それがわかると、生活自体も楽しくなりますよ。今回は、そんな犬語の中から、特徴的でわかりやすいものを紹介していきます。
まず、写真映え間違いなしの表情である、キラキラとした目で飼い主さんを見つめ、瞬きが少なく、口角があがっていて、耳も前を向いている状態は、「今楽しいの」「もしかしておやつ?期待しちゃう」「何かいいことあるよね」といったポジティプで楽しい感情の時です。
カメラを向けてシャッターを押した後、いつもほめられてご褒美をもらっている犬は、カメラを出してきただけで、この表情になったりします。また、同じようなうれしそうな表情でも、耳がペタンとたたんで、尻尾も小刻みにふりふりして、カラダをくねくねさせる場合も見受けられます。
これは、甘えたい気持ちがより強く、「なでてほしいの」「私かわいいの」とアピールしていると思われます。大好きな人が近づいてきた時に見せるボディランゲージです。