「ノーズワーク」は、犬の大好きな遊び② 見えないターゲットをみつける

ノーズワーク遊びの次のステップは、隠してあるターゲットを見つけること。

 

この段階では、隠しているといっても、簡単にみつけられそうな見えないところに、ターゲットになるおやつ入りの器を置きます。

 

そして、少しずつ難易度をあげていきます。隠すための障害物として、複数の段ボールなどの箱を用意してください。

 

 

 

セカンドステップの教え方

 

 

①犬をスタート地点になる場所でリードにつないで待機させておき、1m以上離れたところに段ボール箱を置きます。段ボール箱は、一面を開口しておき、開口部を犬と逆側に向くようにして、中にターゲットを置きます。

 

 

②「サーチ」「さがして」などの決めた合図と共に、犬をフリーにして捜させるようにします。

犬が段ボール箱を回り、開口部からターゲットを見つけたら、ほめて見つけたご褒美として、おやつを数個器に追加します。すぐにみつけられたら、③へ。

なかなか見つけられなかった場合は、開口部の向きをサイドにして、再度やってみましょう。

 

 

③犬をスタート地点に繋いて待機させます。段ボール箱を数個用意して、開口部を犬から見えないところに向けて、段ボール箱のひとつに、ターゲットを置きます。

 

 

④捜す合図とともに、犬をフリーにします。犬が段ボール箱の匂いを嗅ぎながら、ターゲットをみつけたら、すぐにほめて、おやつを器に追加します。

15秒以内にみつけられたら、今度は別の段ボールの中にターゲットを置いてトライしましょう。見つけるのに時間がかかる場合は、段ボールの数を減らしたり、開口部の向きを変えるなど、みつけやすくする工夫をしてください。

 

 

注意点として、1回のセッションは、15秒程度で見つけられる難易度にして、連続するセッションは3回までと決めて、犬を飽きさせないようにしましょう。