野外フォトは天候に合わせたショットを撮ろう

四季折々の花が咲く公園や、芝生の広場、水辺など、野外で愛犬を撮りたいシーンもたくさんありますよね。特に晴れた日は、お出かけしたくなると思います。

ただし、光量の強い春や夏の写真撮影に関しては、日向と日陰のコントラストが強くなるので注意が必要です。

 

愛犬の顔を中心としたポートレートショットは、順光では眩しそうな表情になったり、半順光はコントラストが強くなります。

逆光では、風景に露光を合わせると顔が真っ黒になり、犬の顔に露光を合わせると風景が真白になることも。

 

できれば、晴れた日は、顔を中心としたフォトではなく、走ったり、ジャンプしたりといった躍動感ある愛犬の姿を撮るのがオススメです。

光量がたっぷりある時は、シャッタースピードも速くなるので、手ブレもしにくくなります。

 

そして、太陽が雲に隠れた時は、強い影が出にくいので、逆にポートレートの撮影に向いています。

花などの風景といっしょに撮る場合も、曇天だとキレイに写せると思います。

 

人間のモデル撮影の場合は、レフ板を使って、被写体に当たる光を調整しますが、犬の場合レフ板の光を調整する時間など、待たされることが苦痛になることが多いので、無理をせずできるだけ自然光だけで撮るようにしましょう。

 

また、秋から冬の優しい太陽の光の場合は、薄曇りぐらいの天候が、コントラストが強くなりすぎず犬も風景の色も出やすくなりますよ。