黒犬・黒猫の撮影のコツ

写真撮影で難しいとされているのが、黒い毛のペットたち。顔が黒い犬や猫は、ピントが顔に合いにくく、黒い影のようになることがあり、撮りにくいとされています。

では、どんなところに気をつければ、かわいい黒犬、黒猫の写真が撮れるのでしょう?

 

 一般的には、順光で撮るのが良いとされていますが、光沢のある黒い毛のペットの場合は、直射日光の下では、光が反射して、黒い毛なのに白っぽく写ってしまうことがあります。

自然光の中で撮るのがオススメなのですが、直射日光は、コントラストがつき過ぎるので、表情を撮りたい場合は避けましょう。

 

できれば、野外撮影ならば、太陽が雲に入っている時か、木陰などで少し明るめに映る設定で撮ってみましょう。

室内ならば、窓のある部屋で、直射日光を避けて、白い壁などの前が良いでしょう。

 

もちろん背景に黒っぽい色や濃い色合いのものがあると、同化してペットの姿が映えなくなるので、気をつけてください。

顔全体が真っ黒な子は、目に光が入り、キラっとしている状態が理想。目の位置がわかると写真映えがしますので、ちょっとした顔向きの変化を見て、目に少し光が入る角度で撮りましょう。

 

例えば、メインの光は窓からの自然光ですが、わざと室内の照明もつけて、瞳に照明が写るようにしてもOKです。

また、犬の場合、口を少し開けている状態だと、ピントも合いやすいので、少し運動させて、口が開いている時にシャッターを切るのもいいでしょう。

 

スマホやカメラの機能によっては、黒い被写体に対して明るく撮ろうとして露出がプラスになるものもあれば、白っぽい背景に露出を合わせて、ペットが真っ黒になるものもあります。

まずはモニターとなる画面で確認して、明るさを調整してくださいね。