犬からのメッセージ「カーミングシグナル」とは
犬は言葉を喋らない代わりに「カーミングシグナル」と呼ばれるボディランゲージで会話します。
カーミングシグナルを知ることで、ペットとの関係性を高めることができ写真撮影の時なども効果的です。
今回は特に日常生活で見られやすいカーミングシグナルを7つ紹介します。
■お尻を高く上げる
お尻を高く、頭を低くして前足を前に伸ばすポーズは「プレイバウ」といって「一緒に遊ぼうよ!」のサインです。
■あくびをする
犬のあくびには色々な意味がありますが、ストレスを感じているときや相手を落ち着かせたいときにすることがあります。
■鼻を舐める
鼻先を舐めるように一瞬舌を出すしぐさは、緊張や不安を感じて落ち着こうとしているときによく見られます。
■体をブルブルする
緊張したあとや嫌なことを我慢したあとに、気持ちを切り替えるためのしぐさです。
飼い主さんは、遊びに誘うなどして気持ちを切り替えるお手伝いをしてあげると良いですよ。
■弧を描いて歩く
急所であるお腹と首を見せながら歩いて、相手に対立する意思がないことを示しています。
■体をかく
長時間のトレーニングをおこなっているときなど、「もうやめたいな」「いい加減にして」という気持ちのときに出るサインです。
■目をそらす
犬同士で目をじっと見つめるのは敵意の表れです。対立する意思がないことを伝えたいときに目をそらすことがあります。
カーミングシグナルには「イヤ」を示すものが圧倒的に多いので、知っておけば犬のストレスケアにも役立ちます。
今回紹介した以外にもたくさんのカーミングシグナルがあるので、ペットの気持ちがもっと知りたいという人は学んでみてはいかがでしょうか。