鳴き声でわかる猫の気持ち
猫のかわいい鳴き声も、よく聞くと色々なバリエーションがありますよね。
今回は、代表的な猫の鳴き声の種類とその意味をご紹介します。
■甘え、要求の鳴き声
高い声で「ニャーン」「ミャー」
飼い主さんが聞く機会の多い鳴き声ではないでしょうか。ご飯が欲しい、遊んで欲しい、トイレを綺麗にして欲しいなど要求があるときに出す声です。
ゴロゴロ
機嫌が良い、気分が良いなど満足な気持ちの時に喉をゴロゴロ鳴らします。
痛みや苦しみを感じている時にも鳴らすので、状況により判断しましょう。
サイレントニャー
人間に聞き取れない周波数で鳴くことがあります。
主に子猫が母猫を呼ぶときの鳴き方ですが、成猫が信頼している飼い主さん相手にやることも。
■不安、恐怖の鳴き声
カカカ・ケケケ
「クラッキング」という鳴き方です。
窓に阻まれて鳥や虫などの獲物に手が届かず、もどかしいときなどによく見られます。
低く長い「ミャーオ」
不安・不満を表す鳴き方です。この鳴き声を出しているときに構おうとすると攻撃されることも。落ち着いた声で話しかけて安心させてあげましょう。
■威嚇、発情
唸り声のような「マーオ」
警戒しているときの鳴き声です。この声を出しながら、態勢を低く耳を後ろに倒して睨み合うのは相手を牽制しているサインです。
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シャー!!
相手を威嚇するときに毛を逆立ててこの声を出します。お互い引かないと喧嘩に発展することも。
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大きな声で「ナーオ」「アーオン」
主に発情期のメス猫が、オスへ居場所を知らせるために出す鳴き声です。この呼びかけに反応してオス猫が大きな声で鳴くこともあります。
鳴き声の意味を知れば、気まぐれな愛猫の気持ちも判断しやすくなりますよ。
ただ、体調不良や認知症が原因で鳴くこともあるので、表情やしぐさも含め総合的に判断してくださいね。